IT活用 電子化時代の必須知識、UUエンコード
計算機の中では、すべての情報は0と1の並びで表されます。これを二進数データと呼びます。一方、電子手紙や昔の通信手段では、文字情報しか扱うことができませんでした。このため、二進数データを文字情報に変換する符号化方式が必要となり、その一つがUU符号化です。UU符号化は、画像、音声、動画といった二進数データを、電子手紙のような文字しか扱えない通信経路で送受信できるようにする技術です。UU符号化では、二進数データを英字の大文字、数字、記号といった文字だけで表現します。変換の手順は決まった規則に従っており、受け取った側は元の二進数データに戻すことができます。一見、暗号のように見えますが、変換と復元の規則は公開されているので、誰でも利用できます。具体的には、3つの二進数(0か1)をまとめて、一つの文字に変換します。二進数の0から7までの数字は、それぞれ英字の'A'から'H'に対応します。もし、変換後のデータ量が増えてしまう場合、45という数字に対応する文字を先頭に付けて、データ量を調整します。UU符号化は、様々な通信環境で二進数データを送受信するために役立ちました。しかし、現在ではより効率的な符号化方式が開発され、インターネットの普及とともに広く使われるようになりました。例えば、MIME符号化は、UU符号化よりも効率的に二進数データを文字情報に変換できます。UU符号化は、かつての情報技術の発展に貢献した重要な技術の一つと言えるでしょう。
