ISDN

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IT活用

インターネットへの入り口:アクセスライン

インターネットにつなぐには、まず通信会社と契約を結び、通信経路であるアクセス回線を用意する必要があります。このアクセス回線には様々な種類があり、それぞれ速度や料金、利用できる地域などが違います。自分に合った回線を選ぶことが、快適なインターネット生活を送るための第一歩です。かつて主流だった電話線を使ったISDNやADSLは、料金は比較的安いという長所がありました。しかし、光ファイバーと比べると速度が遅いため、動画を見たり大きなデータを送受信したりするには不向きです。快適なインターネット環境を求める現代のニーズには応えづらい面がありました。ケーブルテレビ会社が提供しているCATVは、テレビを見るのと同時にインターネットも使えるので、とても便利です。一つの回線で二つのサービスが利用できるため、回線工事の手間やコストを削減できるメリットがあります。近年、最も広く普及しているのが光ファイバーを使ったFTTHです。光ファイバーは高速なデータ通信が可能なため、動画を見たり、オンラインゲームをしたりするのも快適です。大容量のデータをやり取りする機会が多い方や、速度を重視する方に最適です。契約を結ぶ際は、自分の使い方や予算に合わせて最適なアクセス回線を選びましょう。回線速度は快適なインターネット体験に直結します。そのため、インターネットで何をするか、どれくらいの頻度で使うかを考えて、適切な速度の回線を選びましょう。料金の安さだけでなく、速度や利用可能なサービス内容なども比較検討し、自分にぴったりの回線を見つけることが大切です。
IT活用

ISDN:時代を築いたデジタル通信網

統合サービス数字網、略してISDNとは、様々な通信サービスを一つにまとめたデジタル方式の通信網です。音声による会話やファックス、データのやり取りといった、色々な種類の通信サービスを、デジタルの技術を使ってまとめて提供することができます。これまでのアナログ回線を使った電話とは違い、送りたい情報をデジタルデータに変換してから送受信するため、クリアな音声で会話ができ、データも速く送受信できるという特徴があります。このISDNの技術は、国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU-T)という国際的な組織が定めた世界基準に基づいて作られています。そのため、世界中で広く使われるようになりました。特に、インターネットが普及し始めた頃は、高速でインターネットに接続できる手段として、ISDNはなくてはならない存在でした。また、会社にとっては、いくつもの通信回線を一本にまとめられるので、通信にかかる費用を減らせるという利点もありました。例えば、電話回線、ファックス回線、データ通信回線をそれぞれ契約していた場合、ISDNを導入することでこれらを一本化し、回線費用や管理の手間を削減することができました。このように、ISDNは、個人だけでなく、企業にとっても便利な通信技術として、長い間利用されてきました。時代と共に技術は進歩し、光ファイバーなど、より高速な通信手段が登場した現在でも、ISDNは安定した通信技術として、一部の地域では利用され続けています。
ハードウエア

デジタル時代の縁の下の力持ち:DSU

電話線と機械をつなぐ装置は、現代の情報交換に欠かせない大切な役割を担っています。この装置は「デジタルサービスユニット」と呼ばれ、電話線と、計算機や特別な電話といった機械を接続する仲立ちをします。電話線と機械は、それぞれ異なる言葉で話をしているようなものです。この装置は、まるで通訳のように、双方が理解できる言葉に変換することで、情報をスムーズにやり取りできるようにしています。この装置は、主に高速デジタル通信で使われ、利用者の家に設置されることで、家庭や職場での情報交換を支えています。電話線から送られてくる信号を、計算機や特別な電話が理解できる形に変換するだけでなく、反対に、機械から送られてくる信号を電話線に送れる形に変換する役割も担っています。この変換機能のおかげで、私たちは電話線を使って様々なことができます。例えば、遠く離れた人と音声で話したり、大きな資料を瞬時に送受信したり、様々な情報をインターネットから入手したりすることが可能です。この装置は、表舞台に出ることはありませんが、私たちの便利な暮らしを陰で支えています。まるで縁の下の力持ちのように、私たちの快適な情報交換を支える重要な存在と言えるでしょう。