ABM

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マーケティング

狙いを定めた営業で成果を最大化

これまでの営業活動では、多くの見込み客に接触することを重視していました。しかし、営業担当の人員や使える時間、費用には限りがあるため、すべての見込み客に同じように対応するのは、必ずしも良い方法とは言えません。限られた資源を有効に使うには、本当に買ってくれそうな見込み客に絞り込む必要があります。 すべての見込み客に同じ労力をかけるのではなく、見込みの高い少数の顧客に絞り込むことで、より効率的に成果を上げることができます。近年注目されている、顧客を絞り込む手法のひとつに、取引先重視の販売活動があります。この手法は、自社の商品やサービスにとって最も価値のある、つまり売上への貢献度が高い見込み客を、数多くの見込み客の中から選び出すという考え方に基づいています。そして、選び出した少数の見込み客との関係づくりに、集中的に取り組みます。 闇雲に多くの見込み客を追いかけるのではなく、購入の可能性が高い見込み客を厳選し、その見込み客との信頼関係を深めることで、成約率を高め、大きな売上につなげることを目指します。このように、顧客を絞り込むことで、営業担当者は限られた時間と労力を最大限に活かすことができます。多くの見込み客への対応に追われることなく、重要な見込み客への丁寧な対応に集中できるため、顧客満足度も向上すると考えられます。結果として、効率的な営業活動の実現と、売上増加につながるのです。
マーケティング

優良顧客獲得の鍵、ABMとは?

近年の商活動において、顧客一人ひとりに寄り添う顧客中心の戦略がますます重要性を増しています。これまでの販売促進活動は、不特定多数の顧客に広く情報を伝えることに重点が置かれていました。しかし、このような手法では、本当に自社の商品やサービスを求めている顧客に効果的に訴求できているとは言えず、費用対効果の低下を招く可能性も懸念されます。そこで注目されているのが、上得意先重視の販売促進です。これは、数多くの顧客に網を掛けるのではなく、自社にとって特に重要な顧客を厳選し、その顧客の個別具体的な必要性に応じたきめ細やかな販売促進活動を展開する手法です。自社の商品やサービスを必要としている顧客を的確に見極め、顧客一人ひとりの状況に合わせた最適な情報を提供することで、効率的な顧客獲得と高い費用対効果を実現します。上得意先重視の販売促進は、単に商品やサービスを販売するだけでなく、顧客との良好な関係を築くことにも重点を置いています。顧客の課題や要望に真摯に耳を傾け、親身になって対応することで、顧客との間に深い信頼関係を構築していきます。このような信頼関係は、一度限りの取引ではなく、継続的な取引に繋がり、ひいては安定した収益に繋がります。顧客中心の戦略は、変化の激しい現代社会において、企業が持続的な成長を遂げる上で不可欠な要素と言えるでしょう。顧客の心を掴み、長期的な関係を築くことで、企業は安定した経営基盤を確立し、将来にわたって発展していくことが可能になります。
製造業

ABCで原価管理を見直そう

ものや仕事にかかるお金を計算するやり方の一つに、活動基準原価計算というものがあります。これは、それぞれの活動にどれくらいお金がかかっているかを細かく見ていくことで、より正しいお金のかかり具合をわかるようにする方法です。昔ながらの計算方法では、工場の家賃や電気代といった、直接ものを作るためのお金ではないけれど必要な費用を、作ったものの数や作業時間などをもとに、単純に割り振っていました。たとえば、作ったものの数が多ければ、その分だけ多くの費用を割り振るといった具合です。しかし、色々な種類のものが作られるようになり、作り方も複雑になってくると、このような単純な割り振り方では、正しいお金のかかり具合を捉えるのが難しくなってきました。そこで登場したのが活動基準原価計算です。この方法では、ものを作るために必要な一つ一つの作業に注目し、それぞれの作業にどれくらいお金がかかっているかを調べます。例えば、製品の設計、材料を集める、実際にものを作る、検査する、出荷するといった作業ごとに、どれくらい費用がかかっているかを分析します。設計には設計にかかる費用、材料を集めるには集めるための費用といった具合です。このように、それぞれの作業ごとにお金のかかり具合を細かく見ていくことで、どの作業にお金がかかっているかがはっきりとわかります。そして、その結果をもとに、お金のかかる部分を減らしたり、作業のやり方をより良くしたりすることができるようになります。つまり、活動基準原価計算は、単にお金のかかり具合を知るだけでなく、どうすればお金を節約できるか、仕事をもっと効率的にできるかを考えるための大切な道具となるのです。