モデル構築

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AI活用

予測モデル構築:データ分析の核心

情報を取り扱う仕事では、将来何が起こるかを予測したり、物事を種類分けするために、『型』を作る作業が必要になります。これが、型作り、つまりモデル構築と呼ばれるものです。家を建てる時の設計図を思い浮かべてみてください。設計図は、柱や壁、屋根といった様々な部品がどのように組み合わさって家が出来上がるのかを示しています。型作りもこれと同じで、過去の情報から得られた知識をもとに、どのような要素が結果に影響するのかを分析し、その関係を数式や規則で表します。この数式や規則で表されたものが型となり、これを使うことで、まだ知らない情報に対しても予測や分類ができるようになります。例えば、商品の売れ行きを予測したいとします。過去の販売データから、気温や曜日、広告費といった要素が売れ行きに影響を与えていることがわかったとしましょう。これらの関係を分析し、「気温が高いほど、週末ほど、広告費が多いほど売れ行きが伸びる」という規則を導き出し、数式で表現します。これが売れ行き予測の型となります。この型を使えば、今後の気温や曜日の予測、広告費から、将来の売れ行きを予測することが可能になります。型作りは、情報分析の中でも特に大切な作業です。型の正確さが、最終的な結果に直接結びつくからです。そのため、情報の性質をしっかりと理解し、目的に合った適切な方法を選ぶ必要があります。さらに、作った型が本当に使えるものなのかを確かめる検証作業も重要です。精度の高い型を作ることで、より確かな予測や分類を行い、事業の成功に繋げることができます。
データ活用

データ活用成功への道標:CRISP-DM

近頃は、情報技術の進歩によって、実に多くの情報が作られています。この膨大な情報をうまく使いこなすことが、会社の力を強くするためには欠かせません。そこで、情報の中から価値あるものを探し出す技術であるデータ探査が注目を集めています。しかし、データ探査の取り組みを成功させるには、計画的に進めることが大切です。そのための指針となるのが、データ探査のための方法論であるCRISP-DMです。CRISP-DMは、情報分析標準化推進協議会とも呼ばれ、有名な会社であるSPSS社やNCR社、ダイムラークライスラー社などが共同で開発しました。この方法論は、データ探査の取り組みを成功させるための手順を明確に示しており、多くの会社で役立てられています。CRISP-DMは、6つの段階から成り立っています。まず初めに、取り組む課題や目的をはっきりさせ、必要な情報を集めます。次に、集めた情報の質をチェックし、不足している情報があれば追加で集めます。そして、情報の整理や加工を行い、分析しやすい形に変えます。準備が整ったら、いよいよデータ探査の手法を用いて、情報の中から規則性や関連性を見つけ出します。得られた結果を評価し、本当に役立つものかどうかを判断します。最後に、得られた成果を報告書にまとめたり、新たな仕組みに組み込んだりして、実際に活用できるようにします。このように、CRISP-DMは段階的な手順を踏むことで、データ探査の取り組みを成功に導くための確かな道筋を示しています。本稿では、CRISP-DMの全体像とそれぞれの段階について、さらに詳しく説明していきます。