OpenFlow

記事数:(1)

IT活用

ソフトウェアでネットワークを制御:OpenFlow

通信網の機器の仕組みを変える革新的な技術が登場しました。それは「開放型流れ制御」と呼ばれるものです。これまで、通信網機器の設定や管理は、それぞれの機器に合わせて個別に行う必要がありました。これは大変な手間がかかる作業でした。機器の種類もさまざまで、それぞれの機器に詳しい技術者でなければ扱えないため、管理費用も大きな負担となっていました。このような問題を解決するために、海外のスタンフォード大学で研究開発が始まったのが、この「開放型流れ制御」です。従来の通信網機器では、機器内部の細かい制御まで含めて、すべての機能が一体化されていました。このため、通信網全体の制御を柔軟に変更することが難しく、新しい技術を導入する際にも、機器全体の入れ替えが必要となる場合がありました。「開放型流れ制御」では、通信網機器の制御部分をソフトウェアで一括して管理できるようにしました。これにより、機器ごとに設定を変更する手間が省け、通信網全体の管理が容易になります。また、新しい技術を導入する際にも、ソフトウェアの変更だけで対応できるため、機器の入れ替え費用を削減することができます。さらに、「開放型流れ制御」は、通信網の利用状況に合わせて、通信経路を動的に変更することも可能にします。例えば、ある経路で通信障害が発生した場合、自動的に別の経路に切り替えることで、通信の中断を防ぐことができます。このような柔軟な運用は、従来の技術では実現が難しかったものです。「開放型流れ制御」は、通信網をより使いやすく、そして無駄なく運用できる技術として、多くの注目を集めています。