WEBサービス 進化し続ける標準仕様:ECMAScript
皆さんが普段何気なく使っているインターネット閲覧ソフト、その中で動いている言葉遣い、つまり情報のやり取りの仕方を決めたものが、ECMAScriptと呼ばれるものです。これをもっと分かりやすく言うと、インターネット閲覧ソフトを動かすための基本的な指示書のようなものです。ECMAScriptは、JavaScriptと呼ばれる言葉遣いの正式な書き方、いわば標準語版にあたります。JavaScriptは、元々ネットスケープという会社が「LiveScript」という名前で作り出したものです。その後、サン・マイクロシステムズという会社と協力する中で、「JavaScript」という名前に変わりました。そして、あっという間に世界中に広まりました。このJavaScript、様々な会社が作ったインターネット閲覧ソフトで、同じように動くようにするためには、共通のルールが必要です。そこで、エクマ・インターナショナルという組織が、JavaScriptの標準語版、つまりECMAScriptを作りました。ECMAScriptは、JavaScriptの核となる部分、つまり一番大切な部分を定めたものです。このおかげで、どのインターネット閲覧ソフトを使っても、JavaScriptで書かれた指示は同じように動くようになりました。JavaScriptの進化は、ECMAScriptの進化と切っても切れない関係にあります。ECMAScriptが新しくなるたびに、JavaScriptもより便利に、より使いやすくなっていきます。そして、その進化は、インターネットの進歩にも大きく貢献しているのです。ECMAScriptは、普段目にすることはなくても、インターネットを支える重要な役割を担っている、縁の下の力持ちと言えるでしょう。
