調達

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サプライチェーン

業務効率化のカギ、MROとは?

事業を円滑に進めるために欠かせない消耗品。事務用品や清掃用具、作業道具など、その種類は多岐に渡ります。これらの購入や管理を適切に行うことは、業務効率の向上、コスト削減、そして従業員の満足度向上に繋がります。しかしながら、多くの企業では、消耗品の購入管理が非効率なまま放置されているのが現状です。『維持・補修・運転』を表す言葉として『保全』という言葉があります。元々は製造業において、工場の機械や設備の保守、修理、運転に必要な工具、部品、燃料といった、いわゆる間接資材を指す言葉として使われていました。製品の原材料とは異なり、これらの間接資材は種類が多く、必要な部署が、必要な時に、必要な量を購入するため、購入頻度が高いという特徴があります。多くの場合、間接資材の購入のために専任の担当者を置く余裕はなく、作業担当者が自ら購入手続きを行うことになります。その結果、本来の業務に集中できないばかりか、購入履歴が散逸し、コスト管理が難しくなるなどの問題が発生します。また、必要な時に必要な消耗品がないという事態も起こりやすく、業務の停滞を招くこともあります。このような非効率な消耗品購入管理による時間とコストの浪費を解消するために、保全管理システムの導入が有効です。保全管理システムを導入することで、発注から承認、納品、在庫管理までを一元管理できるようになり、業務の効率化、コスト削減、在庫の適正化を実現できます。さらに、データに基づいた分析を行うことで、無駄な支出を削減し、より効率的な調達計画を立てることも可能になります。
サプライチェーン

デジタル化で変わる供給の連鎖

私たちが日々何気なく手に取る品物、例えば、朝の一杯のコーヒーを考えてみましょう。香り高いコーヒーを味わうためには、農園での栽培から始まり、豆の収穫、焙煎、袋詰め、運搬、店頭への陳列、そして私たちの購入に至るまで、実に多くの工程が必要です。こうした商品が消費者の手元に届くまでの、一連の流れ全体を『供給の連鎖』と呼びます。まるで鎖の輪のように、一つ一つの工程が繋がり、全体を構成しています。最初の輪である原材料の調達では、コーヒー豆の生産地から良質な豆を選ぶことから始まります。次の輪である製造では、選別された豆を丁寧に焙煎し、風味を引き出す技術が求められます。その後、適切な量を袋に詰め、保管する工程へと続きます。そして、保管された商品は、輸送を経て、お店へと届けられるのです。それぞれの工程は独立しているように見えて、実は密接に関係し合っています。一つでも工程が滞ってしまうと、最終的に商品が消費者に届かなくなる可能性もあるのです。供給の連鎖は、コーヒー豆だけでなく、あらゆる商品に共通しています。普段私たちが着ている服や使っている電化製品なども、同じように多くの工程を経て、私たちの元に届いています。この複雑に絡み合った工程全体を理解することで、日々の消費生活をより深く理解できるようになるでしょう。また、商品の価格がどのように決まるのか、商品の裏側にある様々な努力についても、見えてくるものがあるはずです。供給の連鎖を知ることは、私たちの生活を支える仕組みを理解する上で、非常に大切なことなのです。