認可

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セキュリティ

ゼロトラスト:信頼ゼロで守る!

近ごろ、情報に対する危険はますます大きくなっています。これまでの安全対策は、組織の境界線を守ることに力を入れていました。しかし、インターネットを通じて様々なサービスが使えるようになることや、場所を選ばずに仕事ができるようになることで、この境界線は分かりにくくなっています。もはや、会社のネットワークにつながっているから安全だと言える時代ではなくなりました。こうした状況を受けて、『ゼロトラスト』と呼ばれる新しい安全対策の考え方が出てきました。これは、『何も信用しない』という意味で、どんなアクセスであっても、常に正しいかどうかを確認するという考え方です。従来のように、一度組織のネットワーク内に入れば安全とみなすのではなく、常に疑ってかかることで、より強固な安全対策を実現しようというものです。具体的には、利用者の身元や使う機器、アクセスする場所や時間帯など、様々な情報を元に、アクセスが正しいかどうかを判断します。怪しい点はすぐに発見し、不正なアクセスを未然に防ぎます。たとえ、すでに組織のネットワークに接続している場合でも、重要な情報にアクセスしようとする際には、改めて認証を求められます。このように、幾重にも安全対策を施すことで、情報漏洩などの危険を最小限に抑えることができます。ゼロトラストは、これからの時代に欠かせない安全対策と言えるでしょう。場所や時間に縛られず、柔軟に働くスタイルが広まる中で、ゼロトラストは組織の情報資産を守るための重要な役割を担うと考えられます。あらゆるアクセスを疑い、常に確認することで、安全性を高め、安心して仕事ができる環境を作ることが大切です。
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ゼロトラストで変わる社内ネットワーク

『何も信用しない』これがゼロトラストという安全対策の考え方です。これまでの安全対策は、会社のネットワーク内と外の境界線を引いて、内側にあるものは安全と考える『境界型安全対策』がほとんどでした。家の塀の内側は安全と考えているようなものです。しかし、家で仕事をする人が増えたり、雲のような場所に情報を置くことが多くなったことで、この境界線がだんだん曖昧になってきました。家の塀の内側にいても、本当に安全と言えるのか分からなくなってきたのです。そこで登場したのがゼロトラストです。ゼロトラストは、家の塀の中か外か関係なく、常に誰かが入ってきたときに、『本当にこの人を入れて良いのか?』と確認します。パソコンやスマホを使う人、使われている機械、使われている道具など、あらゆるものに対して疑いの目を持ちます。会社のネットワークの中からアクセスしてきたとしても、『本当に許可された人なのか?』と確認します。具体的には、誰がアクセスしてきたのかを確認する『認証』と、何をすることが許可されているかを確認する『認可』を毎回必ず行います。家の鍵を開けるとき、まず鍵を持っているかを確認し(認証)、さらに家の中に入ることを許可されているかを確認する(認可)ようなものです。このように、ゼロトラストはあらゆるアクセスを信用せず、常に確認することで、不正に侵入されたり、情報が漏れたりする危険性を最小限に抑えます。家の外からも中からも、怪しい人が入ってきたらすぐに気付けるように、常に警戒を怠らない仕組みと言えるでしょう。