ファイル共有

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IT活用

SMB入門:ファイル共有の仕組みを理解する

中小企業などを指す言葉として「エスエムビー」とよく耳にすることがありますが、情報技術の分野では、「サーバーメッセージブロック」の略語として使われています。これは、計算機同士が情報をやり取りするための手順の一つです。特に、マイクロソフト社のウィンドウズという基本処理手順が使われている計算機同士で、印刷機や記憶装置を共同利用するために欠かせないものです。この手順を使うと、自分の計算機から、まるで自分の計算機の中にあるかのように、他の計算機の中の資料を開いたり、印刷機を使ったりすることができます。遠く離れた場所に置かれた印刷機でも、あたかも自分の部屋にあるかのように使うことができるのです。サーバーメッセージブロックは、依頼する側と応答する側といった役割分担によって成り立っています。依頼する側の計算機を「依頼側」、応答する側の計算機を「応答側」と呼びます。例えば、資料を開きたい場合、依頼側の計算機は応答側の計算機に「この資料を開きたい」という依頼を送ります。すると、応答側の計算機は依頼された資料の情報を依頼側の計算機に送り返します。このように、サーバーメッセージブロックは、依頼側が応答側に要求を送り、応答側がそれに応えるという手順を繰り返すことで情報のやり取りを実現しています。この仕組みは、複数人で資料や印刷機を共同利用する上で、なくてはならない技術となっています。ネットワーク上で資料や印刷機の共同利用を可能にする、縁の下の力持ちと言えるでしょう。
IT活用

ファイル共有で変わる働き方

これまで、複数人で仕事を進める際には、資料のやり取りに多くの時間と手間がかかっていました。例えば、完成した資料を相手に送るには、電子郵便に添付したり、記憶装置に複製して渡したりする必要がありました。このような方法では、受け取った資料が本当に最新の物かを確認する作業が発生し、資料を修正した後に再び送り直す二度手間が生じることも珍しくありませんでした。しかし、ファイルを共有する仕組みを使うことで、これらの面倒な作業を減らし、共同で仕事を進める効率を大きく向上させることができます。一つの資料を複数人で同時に編集できるようになるため、作業全体の時間を短縮し、滞りなく情報を共有することが可能になります。例えば、会議で参加者全員が同時に同じ資料を見ながら議論を進める、といったことも容易になります。また、誰が、いつ、どの部分を変更したかを記録として残せる共有サービスもあります。この機能を利用すれば、変更履歴を明確に把握できるため、誤った操作によって資料が壊れてしまう危険性も減らすことができます。過去の状態に戻すことも容易になるため、安心して作業を進めることができます。さらに、誰がどの程度作業に貢献したかを客観的に評価できるようになるため、チーム全体の作業効率の向上に繋がります。このように、ファイル共有は単なる資料のやり取りだけでなく、チーム全体の生産性向上に大きく貢献する有効な手段と言えるでしょう。
WEBサービス

ファイル保管サービスの活用法

インターネット上の保管場所にファイルを置くことで、いつでもどこでも使えるようにする仕組みのことを、ファイル保管サービスと言います。まるで自分の持ち物のように、インターネットにつながる機器さえあれば、会社でも家でも、出先でも同じファイルを開いたり書き換えたりできます。パソコンはもちろん、スマホやタブレットでも利用可能です。このサービスは、働く場所にとらわれずに仕事をしたい人にとても便利です。例えば、家で作った資料を会社のコンピュータで直したり、外出中に急に必要になったファイルを見たりといったことが簡単にできます。これまでのように、書類を印刷して持ち歩いたり、USBメモリに入れて持ち運ぶ必要はありません。また、USBメモリをなくしたり壊したりする心配も減ります。ファイルはインターネット上の安全な場所に保管されているので、機器の故障や盗難などのトラブルに遭っても、ファイルは無事です。バックアップ機能も備わっているので、誤ってファイルを消してしまっても復元できます。さらに、複数の人で同じファイルを共有することも容易になります。チームで共同作業をする際に、メールでファイルを送受信する手間が省けます。常に最新のファイルが保管場所にあるので、バージョン管理の手間も省け、共同作業がスムーズに進みます。このように、場所を選ばずにファイルにアクセスできることで、仕事のやり方を大きく変え、能率を大幅に高めることができます。
IT活用

共有フォルダで業務効率化

共同利用の保管場所のようなものとして、「共有フォルダ」があります。これは、計算機の記憶装置内の一角を、同じ連絡網につながる他の機械からも出入りできるようにする仕組みです。この仕組みを使うと、まるで事務所にある書類棚のように、複数の利用者が同じ場所に資料を保管し、必要に応じて取り出したり、更新したりすることができます。例えば、企画書や報告書、画像や動画といった様々な種類の情報を置いておくことができ、許可された人は誰でも、中の情報を見たり、書き換えたり、削除したりといった操作を行うことができます。情報を一箇所に集めておくことで、情報の伝達漏れや誤解を防ぎ、仕事の効率を高めることができます。例えば、会社の仲間同士で仕事の資料をやり取りする場合、各自が自分の機械に資料を保管するのではなく、共有フォルダに資料を入れておけば、全員が常に最新の情報にアクセスできるようになります。また、資料の版管理の手間も省け、誰がいつ、どのような変更を加えたのかといった履歴も残すことが容易になります。ただし、誰でも情報にアクセスできるということは、同時に、情報漏えいの危険性も高まるということを意味します。そのため、共有フォルダには、アクセスできる人を制限する機能や、情報の変更履歴を記録する機能など、安全に情報を管理するための仕組みが備わっていることが重要です。誰がどの情報にアクセスできるのかを適切に設定し、定期的に確認することで、情報漏えいのリスクを低減することができます。また、利用者に対して、共有フォルダの使い方に関する研修や教育を行うことも重要です。このように、共有フォルダは便利な反面、安全な運用には注意が必要です。適切な設定と利用者の意識向上によって、共有フォルダの利便性を最大限に活かしながら、安全な情報共有を実現していくことが大切です。
ハードウエア

社内情報共有の新たな形、NASのススメ

「つながる記憶装置」とは、多くの機器から同時に使える記憶装置のことです。正式には「ネットワーク接続型記憶装置」と呼ばれ、略して「ナス」とも言います。これまで、記憶装置はパソコン1台につき1台つなぐのが普通でした。しかし、この「つながる記憶装置」は、会社のネットワークや家庭の無線を通して使うため、複数のパソコンや携帯電話、板状の携帯用情報端末など、色々な機器から同時に資料を読んだり書き込んだりできます。まるで事務所や家に小さな資料保管庫があるかのようです。この装置を使う一番の利点は、資料をみんなで簡単に使えるようにすることです。例えば、企画書などの資料をこの装置に置いておけば、関係者は誰でも、いつでも最新版を見たり修正したりできます。会議資料なども事前に共有できるので、会議の準備もスムーズになり、仕事の効率が上がります。また、大切な資料を守るためにも役立ちます。パソコンが壊れても、この装置に資料を保管しておけば、データは無事です。さらに、この装置自体にも複数の記憶場所を設けて、同じ資料を2箇所に保管する仕組みもあります。一つの記憶場所が壊れても、もう一方から復元できるので、より安全です。さらに、この装置の中には、決まった時間に自動的に資料を別の場所に複製する機能を持つものもあります。毎日、あるいは毎週、決まった時間に自動で複製してくれるので、もし何かあっても、古い資料には戻せるので安心です。このように、「つながる記憶装置」は、情報の集散地のような役割を果たし、情報の活用を円滑に進め、安全に守ってくれる頼りになる存在と言えるでしょう。