ドローン

記事数:(2)

サプライチェーン

ピッキング作業のデジタル化

荷物の集め出し作業、いわゆるピッキング作業は、買い物籠に商品を入れるように、注文された品物を倉庫の棚から集める作業です。物流倉庫の中心的な作業であり、どのくらい速く正確にできるかで、倉庫全体の作業効率が決まると言っても過言ではありません。お客様からの注文書に従って、倉庫の中に保管されている様々な商品の中から、必要な物だけを選び出す作業です。まるで、たくさんの商品が並ぶ巨大なお店で、お客様の代わりに買い物をするようなものです。注文内容は、一つずつ違うので、その都度、必要な商品を見つけて集めなければなりません。倉庫は広く、商品も多種多様なので、目的の商品をすぐに見つけるのは簡単ではありません。棚の位置を覚えたり、商品の種類を見分ける知識が必要になります。また、集中して作業に取り組むことも重要です。ピッキング作業は、ただ商品を集めるだけでなく、集めた商品をきちんと確認することも大切です。間違った商品を集めてしまうと、お客様に迷惑をかけてしまうだけでなく、倉庫全体の作業にも影響が出てしまいます。例えば、お客様に正しい商品を届けるために、返品や再送の手続きが必要になり、余分な時間と費用がかかってしまいます。また、倉庫内でも、間違った商品を棚に戻したり、正しい商品を再度集めたりする作業が発生し、他の作業の遅れにつながることもあります。最近は、インターネット通販の普及によって、倉庫で扱う商品の種類や量は増える一方です。それに伴い、ピッキング作業の負担も大きくなってきています。より速く、より正確に、多くの商品を集める必要があり、物流業界全体で、ピッキング作業の効率を上げるための様々な工夫が求められています。例えば、倉庫の棚の配置を見直したり、商品を探すための機械を導入したり、作業手順を改善したりするなど、様々な方法が試されています。
ハードウエア

ドローン:未来を拓く無人航空機

無線で操縦できる小型の無人飛行機、いわゆる無人航空機は、プロペラの回転音がハチの羽音に似ていることから、「雄バチ」を意味する「ドローン」の呼び名で広く知られています。もともとは自動操縦で飛ぶ軍用の無人飛行機全般を指す言葉でしたが、2015年の航空法の改正によって「無人航空機」として明確に定義されました。具体的には、「人が乗ることができない構造で、遠隔操作や自動操縦で飛行する、機体の重さが100g以上のもの」とされています。現在、よく見かけるのは複数のプロペラを持つ多翼機型のドローンですが、100g以上の無線操縦ヘリコプターもドローンに含まれます。ドローンは操縦者が直接操作するだけでなく、事前に設定した手順で自動的に飛行できることも大きな特徴です。近年は、全地球測位システムや高性能の演算処理装置、カメラなどの最新技術が搭載され、様々な分野で活用されるようになりました。具体的には、空中撮影や測量、点検、物流、災害対応など、その用途は多岐に渡ります。ドローンの種類は多様で、用途や目的に合わせて機体を選ぶ必要があります。例えば、空撮用には高画質カメラを搭載したドローン、農薬散布用には液体タンクを搭載したドローンなど、様々なタイプのドローンが開発されています。また、飛行性能やバッテリーの持ち時間、安全機能なども機種によって異なるため、購入前にしっかりと比較検討することが大切です。今後、ドローンの技術革新はますます進み、私たちの生活をより豊かにしてくれるでしょう。