システム構造

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IT活用

設計の基礎:構造を読み解く

ものづくりにおいて、設計はなくてはならないものです。家やビルのような建物を作る際にも、携帯電話のアプリのような計算機向けの仕組みを作る際にも、設計は土台となる大切な作業です。設計とは、作りたいものを形にするための基本的な計画、構想のことです。設計には、具体的な図面を作る作業だけでなく、どのような考えに基づいて設計を進めるのかという、設計の根本的な考え方、すなわち設計思想も含まれます。設計思想は、設計全体を支える柱となるものです。完成したものがどのような姿になるのか、どのような働きをするのかを大きく左右する重要な要素です。例えば、建物を設計する場合、「人々が快適に過ごせる空間を作る」という設計思想に基づいて、日当たりや風通しを良くする工夫をしたり、災害時に安全な構造にするための計画を立てたりします。また、計算機向けの仕組みを設計する場合、「誰でも簡単に使えるようにする」という設計思想に基づいて、操作手順を分かりやすくしたり、様々な種類の計算機で使えるように工夫を凝らしたりします。このように、設計思想は設計の根幹を成し、完成物の全体像を決定づける重要な役割を果たします。そして、この設計思想に基づいて作られた具体的な計画や構造、図面なども含めて、まとめて設計と呼びます。設計はものづくりの第一歩であり、設計の良し悪しが完成物の品質を左右すると言っても過言ではありません。そのため、ものづくりに携わる人は、設計思想をしっかりと定め、それに基づいた綿密な設計を行う必要があります。