クラウドネイティブ

記事数:(2)

IT活用

Kubernetesで変わる未来

近頃、様々な応用処理の開発現場で「箱詰め」と呼ばれる技術がよく使われるようになりました。これは、応用処理とそれに必要な部品をまとめて一つの荷物のように扱う手法です。この手法のおかげで、開発中の試験環境から、実際に使う本番環境への移行が円滑になり、環境の違いによる不具合も減らせます。しかし、扱う「箱詰め」の数が増えてくると、管理が難しくなるという問題が出てきます。そこで活躍するのが「クバネティス」です。まるで、たくさんの楽器をまとめる指揮者のように、「箱詰め」技術を使った応用処理の展開、拡大、運用を自動で調整してくれる、まさにまとめ役です。「クバネティス」は複数の「箱詰め」をまとめて管理し、全体を一つのまとまった仕組みとして上手に運用できるようにしてくれます。 これによって、仕組み全体の安定性を高め、必要な時に必要なだけ部品を増やすといった柔軟な対応も可能になります。「クバネティス」を理解する上で重要なのは、「箱詰め」を束ねるだけでなく、全体をうまく調和させる役割も担っている点です。例えば、ある応用処理へのアクセスが急増した場合、「クバネティス」は自動的に「箱詰め」の数を増やし、処理能力を高めます。逆に、アクセスが落ち着いた際には「箱詰め」の数を減らし、無駄な資源の消費を抑えます。さらに、「クバネティス」は、ある「箱詰め」に不具合が生じた場合でも、自動的に正常な「箱詰め」に切り替える機能も備えています。これにより、利用者に影響を与えることなく、仕組み全体の安定稼働を維持できます。このように、「クバネティス」は、複雑な応用処理の運用を自動化し、より効率的で安定性の高い仕組みを実現するための重要な技術です。
IT活用

Dockerで変わる開発環境

「ドッカー」とは、多くの部品で出来た複雑な物を、運びやすいように箱にまとめて、様々な場所で簡単に使えるようにする技術です。 特に、携帯電話のアプリや会社の情報システムのような、コンピュータ上で動く仕組みを動かすために必要な部品をまとめて、「コンテナ」と呼ばれる仮想的な箱に詰め込みます。従来の仮想化技術では、コンピュータ全体を仮想的に作り出して、その中でアプリを動かしていました。まるで、荷物を運ぶのにトラックごと丸ごと用意するようなものです。 一方でドッカーは、アプリを動かすのに必要な最小限の部品だけを箱に詰めるため、非常に身軽で、まるで小さな手荷物のように簡単に扱えます。 そのため、アプリを動かすための準備や片付けにかかる手間が大幅に省け、コンピュータの資源も節約できます。この技術は、船で荷物を運ぶ際に利用されるコンテナにちなんで名付けられました。 船会社が荷物の種類に関わらず、同じ規格のコンテナに詰めて運べるように、ドッカーを使えば、アプリの種類に関わらず同じ方法で動かすことができます。 開発者が作ったアプリを、テスト担当者が同じようにテストし、最終的に利用者に届ける際にも、全く同じように動かすことができるため、環境の違いによる不具合を減らすことができます。開発者は、環境設定に時間を取られることなく、アプリの開発その itself に集中できるようになります。 また、アプリを修正した場合でも、修正したコンテナを差し替えるだけで簡単に更新できるため、システムの保守管理も容易になります。 このように、ドッカーはアプリ開発や運用を効率化するだけでなく、品質向上にも大きく貢献する、画期的な技術と言えるでしょう。