キッティング

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IT活用

キッティング:準備作業の効率化

『備えあれば憂いなし』のことわざにもあるように、何事も準備が大切です。ものづくりや情報通信の分野でも、前もって必要なものを揃え、整えておくことで、後の作業が滞りなく進むようになり、全体の効率を高めることができます。この準備作業のことを『キッティング』と呼びます。ものづくりの現場では、製品を作るのに必要な部品をまとめておくことを指します。例えば、時計を作るのに必要な小さな歯車やネジ、工具などを、時計一つ分ずつ小分けにして箱に詰めておきます。そうすることで、作業者は必要な部品を探す手間が省け、組立作業に集中することができます。また、部品の不足や紛失を防ぐことにも繋がります。情報通信の分野では、電子計算機や周辺機器をすぐに使えるように準備しておくことを指します。新しい電子計算機を職場に導入する場合を考えてみましょう。単に機器を机の上に置くだけでは、すぐに仕事で使うことはできません。まず、基本となる制御用の仕掛けや、仕事で使うための様々な道具となる仕掛けを組み込む必要があります。さらに、会社の情報網に繋げるための設定や、安全に使うための設定なども必要です。キッティングでは、これらの作業をすべて済ませておき、利用者が箱から出してすぐに使える状態にしておきます。このようにキッティングは、様々な分野で、作業を効率化し、時間を節約するための重要な準備作業となっています。あらかじめ必要なものを揃え、整えておくことで、後の作業がスムーズになり、生産性や作業者の満足度向上に繋がります。また、ミスやトラブルを未然に防ぐ効果も期待できます。 キッティングは、ものづくりや情報通信の分野に限らず、様々な場面で応用できる考え方と言えるでしょう。